カズマは冒険者仲間のウィズが経営する魔道具店を訪れた際、誤って棚から転がり落ちた不思議な薬瓶の中身を飲んでしまう。それは強力な若返りの薬で、カズマは瞬く間に赤ん坊の姿に変わってしまった。ウィズによれば効果は一週間続くとのことで、元に戻る方法は時間が経過するのを待つしかない。パーティーメンバーであるアクアとダクネスは様々な理由をつけて世話役を拒否し、結局くじ引きで負けたメグミンがカズマの面倒を見ることになった。
メグミンは紅魔族の少女らしく真面目に育児に取り組もうとするが、赤ん坊化したカズマは見た目に反して中身は元のままであり、意思疎通ができない状況に苛立ちを覚えている。メグミンは赤ん坊の世話の基本である授乳、おむつ替え、入浴などを行わなければならず、カズマは羞恥心と抵抗感でいっぱいになるものの身体が赤ん坊であるため抵抗できない。メグミンの未熟な世話と予期せぬ身体的接触により、二人の間には今までになかった奇妙な緊張感が生まれていく。
一週間の同居生活の中で、メグミンはカズマの赤ん坊としての無防備な姿や素直な反応に触れ、普段は見せない母性的な感情を抱くようになる。カズマもまたメグミンの不器用ながらも献身的な世話を通じて、彼女への認識が変化していく。赤ん坊の身体ゆえに起こる様々な生理的な出来事と、それに対応するメグミンの行動は、両者に意図しない親密な状況を作り出していった。